「ニュービーズ」の版間の差分

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'''ニュービーズ'''(New Beads)は、[[花王]]が[[1963年]]に発売し、[[1995年]]にいったん製造発売中止となったが、[[1999年]]に復活し、現在に至る[[洗濯]]用[[合成洗剤]]のブランドである。後に液体洗剤も発売した。キャッチコピーは「'''白さと香り'''」。一時期は「バイオビーズ」と宣伝されていた。
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'''ニュービーズ'''(New Beads)は、[[花王]]が[[1963年]]に発売し、[[1995年]]にいったん製造発売中止となったが、[[1999年]]に復活し、現在に至る[[洗濯]]用[[合成洗剤]]のブランドである。
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'''白さと香りのニュービーズ'''」のキャッチフレーズで広くの消費者に受け入れられた。。一時期は「バイオビーズ」と宣伝されていた。
  
 
== 商品概要・歴史 ==
 
== 商品概要・歴史 ==
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コンパクト粉末洗剤の内容量は、当初アタックより1回当たりの使用量が多い代わりに1.25kgとなっていたが、2003年頃に1.1kgに減らされ、2008年9月からは1.0kgに減らされた。
 
コンパクト粉末洗剤の内容量は、当初アタックより1回当たりの使用量が多い代わりに1.25kgとなっていたが、2003年頃に1.1kgに減らされ、2008年9月からは1.0kgに減らされた。
奈央、ホームセンター向けに1.5kgの特大サイズがラインナップされた。
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なお、ホームセンター向けに1.5kgの特大サイズがラインナップされた。
  
 
発売開始当初の使用量は60g(水30lに対して)であったが、ソフト化の際に50gに、1973年頃から40gに、復活した際に25gになった。
 
発売開始当初の使用量は60g(水30lに対して)であったが、ソフト化の際に50gに、1973年頃から40gに、復活した際に25gになった。
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** 1963年 - 大型洗剤として発売開始。
 
** 1963年 - 大型洗剤として発売開始。
 
** 1964年 - 液体洗剤「液体ニュービーズ」を発売。
 
** 1964年 - 液体洗剤「液体ニュービーズ」を発売。
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** 1975年 - 粉末「新ニュービーズ」を発売。このシリーズでは初のコンパクト化がされた。
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** 1978年 - 粉末「新ニュービーズ」を改良。
 
** 1979年11月 - 粉末「大型 ニュービーズ」「小型 ニュービーズ」を新発売。100円お得になる。
 
** 1979年11月 - 粉末「大型 ニュービーズ」「小型 ニュービーズ」を新発売。100円お得になる。
 
** 1980年7月 - 「無りんニュービーズ」を発売。
 
** 1980年7月 - 「無りんニュービーズ」を発売。

2012年5月22日 (火) 19:28時点における版

ニュービーズ(New Beads)は、花王1963年に発売し、1995年にいったん製造発売中止となったが、1999年に復活し、現在に至る洗濯合成洗剤のブランドである。

白さと香りのニュービーズ」のキャッチフレーズで広くの消費者に受け入れられた。。一時期は「バイオビーズ」と宣伝されていた。

商品概要・歴史

発売当初は、ABS系洗剤だった。

コンパクト粉末洗剤の内容量は、当初アタックより1回当たりの使用量が多い代わりに1.25kgとなっていたが、2003年頃に1.1kgに減らされ、2008年9月からは1.0kgに減らされた。 なお、ホームセンター向けに1.5kgの特大サイズがラインナップされた。

発売開始当初の使用量は60g(水30lに対して)であったが、ソフト化の際に50gに、1973年頃から40gに、復活した際に25gになった。

  • 第1期
    • 1963年 - 大型洗剤として発売開始。
    • 1964年 - 液体洗剤「液体ニュービーズ」を発売。
    • 1975年 - 粉末「新ニュービーズ」を発売。このシリーズでは初のコンパクト化がされた。
    • 1978年 - 粉末「新ニュービーズ」を改良。
    • 1979年11月 - 粉末「大型 ニュービーズ」「小型 ニュービーズ」を新発売。100円お得になる。
    • 1980年7月 - 「無りんニュービーズ」を発売。
    • 1981年3月 - 粉末「ニュービーズ」を改良。
    • 1981年4月 - 粉末「無りんニュービーズ」の小型品を発売。
    • 1981年5月 - 粉末「小型 ニュービーズ」を改良。
    • 1981年6月 - 粉末「無りんニュービーズ」のパッケージを改良し、全国で発売を開始された。
    • 1981年7月 - 粉末「無りんニュービーズ」の特大品を発売。
    • 1982年11月 - 粉末「ワンパック 無りんニュービーズ」「無りんニュービーズ 旅行用」を発売。
    • 1983年3月 - 粉末「無りんニュービーズ」を改良。
    • 1984年9月 - 粉末「無りんニュービーズ」を改良。
    • 1986年 - 液体「ニュービーズ」がこのシリーズでは初の酵素配合で復活した。
    • 1988年 - 粉末「バイオニュービーズ」を発売し、2度目のコンパクト化がされた。
    • 1989年 - 粉末「バイオビーズ」に改名。
    • 1991年 - 液体洗剤を発売終了。
    • 1992年 - コンパクト洗剤を販売終了。
    • 1995年末 - 大型洗剤を発売終了(ブランド消滅)。

第2期

1999年平成11年)5月に、このシリーズでは初の漂白剤配合で、蛍光剤無配合の「ニュービーズ」(フタの色は青)として復活した。また、2004年頃に入り、柔軟成分が入った液体洗剤「ニュービーズWash&Care」が発売され、2005年9月には、その製品の粉末版として、「ふんわりニュービーズ」(フタの色はピンク)も発売された。さらに、2006年6月には、「ニュービーズWash&Care」の後継商品である「液体ふんわりニュービーズ」が発売された。なお、このシリーズの現行商品は、全製品が蛍光剤無配合で、そのうち粉末タイプのものは、2003年頃にアタックに次いでマイクロ粒子が採用され、2008年6月からは「アタック」同様、スプーンを「さくっとスプーン」に改良した。(斜め形状ですくいやすく、大型洗濯機にも対応するため、サイズを大きくした。)

2008年9月に「ふんわりニュービーズ」を改良すると共に、従来の「液体ふんわりニュービーズ」の後継商品である「ふんわりニュービーズジェル」が発売された。この改良に伴って、イメージキャラクターに鈴木おさむ大島美幸夫妻が新たに起用された。同年10月には「ニュービーズ」も改良された。

コンパクト粉末洗剤の内容量は、当初アタックより1回当たりの使用量が多い代わりに1.25kgとなっていたが、2003年頃に1.1kgに減らされ、2008年9月からは1.0kgに減らされた。(その後、アタックも2006年に1.2kgから1.1kgに、2008年6月に1.1kgから1.0kgに減少)。なお、ホームセンター向けに1.5kgの特大サイズがラインナップされている[1]。また、液体洗剤の「ふんわりニュービーズジェル」は900gである(従来の「液体ふんわりニュービーズ」は1000ml)。

ラインナップ

現行商品

ニュービーズ(コンパクト洗剤)
色柄物にも安心して使える酸素系漂白剤を配合した粉末洗剤。みずみずしいすずらんの香り。除菌効果があり、部屋干しの生乾きのニオイを防ぐ。
ふんわりニュービーズ
天然の柔軟成分を配合した粉末洗剤。ピンクローズの香り。
ふんわりニュービーズジェル
天然の柔軟成分を配合したジェル状の液体洗剤。ピンクローズの香り

販売終了品

  • ニュービーズ(大型洗剤)
  • 液体ニュービーズ
  • ソフトタイプニュービーズ
  • 新ニュービーズ
  • 無りんニュービーズ
  • バイオニュービーズ
  • バイオビーズ - バイオニュービーズから改名、1989年発売
  • ニュービーズWash&Care - 液体ふんわりニュービーズの登場により廃止
  • 液体ふんわりニュービーズ - ふんわりニュービーズジェルの登場により廃止

ギフト製品

スーパー・小売店向けに「ふんわりニュービーズ バラエティセット」を発売しており、「ふんわりニュービーズ」はギフト用として1.1kgに増量し、液体洗剤「ふんわりニュービーズジェル」、柔軟剤「ハミングフレア ふわっと花咲くエッセンス」、台所用洗剤「キュキュット ピンクフレープフルーツ」がセットになっており、K・NV-40/NV-50には衣類・布製品・空間用消臭剤「リセッシュ 気分やすらぐ香り」が加わる。「ふんわりニュービーズ」の改良に伴って新たに発売された製品である。

脚注

  1. 当初は「ふんわりニュービーズ」のみだったが、2008年10月からは「ニュービーズ」も追加された。

関連項目

競合製品

ライオン
香りつづくトップ(ふんわりニュービーズに相当)
ブルーダイヤ(ニュービーズに相当)
P&G
ボールド(ふんわりニュービーズに相当)
アリエール頑固汚れ用(ニュービーズに相当)

外部リンク