日向冬樹

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日向 冬樹(ひなた ふゆき)は、吉崎観音作の漫画ケロロ軍曹』およびその関連作品に登場する架空の人物。アニメ版声優川上とも子


注意以降に核心部分が記述されています。

人物

ケロロの居候している日向家の長男で、彼のパートナー。夏美というがいる。この作品における準主人公的な存在。

吉祥学園中等部1年B組。部活動はオカルトクラブに所属している(原作では当初漫画研究部に所属していたが、これを退部し西澤桃華と共に非公認ながらもオカルトクラブを自主的に設置した)。一人称は「僕」(ボク)。

姉・日向夏美

上記のように、冬樹には夏美という姉が一人いる(詳細は日向夏美を参照)。この姉弟には対照的な面(具体例は下記に記述)がいくつかあり、たまに喧嘩もするが総じて姉弟の仲は良好である。

原作の人物相関図において、12巻までは夏美に対して冬樹は「絶対服従」とされているが、本編を見る限り適切ではない。13巻からは夏美との関係が「ケンカしたり、ささえあったり」という言葉に変わった。夏美のことは「姉ちゃん」と呼んでいる。

外見・体格

の色は青みがかった黒(または紺色)で髪にはアホ毛がかかっており、後頭部が尖っている。原作初期はアホ毛が太いものと細いものの2本があったが、現在では1本になっている。外見にも初期の物と現在の物とではかなり作風が変わっている。また、このアホ毛と紺色の髪は母親・譲りである(母親似と思われる)。

身長は152.5cm、体重は45kg(『ケロロ軍曹 ひみつ超ひゃっか』より)。ちなみに超劇場版での設定資料では冬樹が144.2cm、夏美が151.3cmとなっている。

知力・体力

身体は丈夫だが姉の夏美とは反対に運動が苦手(当初はギロロの調査によると平均的レベルという設定だったが、後のガイドブックではがんばれば何とかなると解釈が変更された)で、中でも跳び箱が特に苦手な様子(アニメ第123話Aパートより)。また「水泳は人類の進化を逆行する行為」「スキーは不毛な上下運動」というように、スポーツに関して嘆きながら批判することがある。ただしボウリングは得意で、夏美曰く「冬樹に一度も勝ったことはない」らしい。

運動会の時期になると、非常に憂鬱そうな顔をして落ち込む様子が描かれる。しかし身の危険が迫った場合などにはごく稀にではあるが驚異的な身体能力を発揮することがあり(桃華を引っ張って全力疾走など。超劇場版2ではケロロを連れて階段を駆け上がったり、自転車で全力疾走したり、ケロロをハンマー投げのように投げ飛ばしたりしたことがある)、周囲はこれを「日向の血の覚醒」と呼んでいる。

勉強は人並み(私立の吉祥学園へ入るだけの学力はある)だが、海洋関係や雪合戦の公式ルール・昆虫の種類や習性・四字熟語の正しい使い方・コンピュータなど、冬樹の持っている知識の幅は広く量も多い。四字熟語に関してはこれを口癖とするモア以上に使い方がわかっており、間違えて使用している彼女に正しい使い方を指導したこともある(アニメ第74話)。

また母親譲りの旺盛な好奇心を持ち、興味の対象に対しては優れた洞察力・鋭い観察力を発揮する。その反面、学校の勉強には興味が薄いため(むしろ嫌がっているらしい発言もある)夏休みの宿題をギリギリまでため込んで、新学期直前に焦りだすことも多いらしい。

アニメでは、上記の優れた洞察力・鋭い観察力を生かして友人の探し物を見つけるのが上手な「名探偵」としての設定が追加されている。その点を見込まれて、探し物以外でも事件の調査を依頼されることがある(といっても、依頼される事件には冬樹自身も「どうってことない」と評する程度のものが多かったりする)。

性格

非常に穏和な平和主義者で、友情を大切にする性格。そのことが伺えるエピソードはケロボールでケロロが騒ぎを起こした際に手違いで彼がこの世から消滅してしまいそうになった際本気で泣いたり(アニメ第23話)、突然ケロロ達が本部の命令でケロン星に帰ってまた戻って彼に見つけられた際にも泣いて再会を喜んだり、ガルル小隊に記憶と思い出を消去され本来の冷酷残忍な性格になってしまった時も泣きながらケロロのことを信じていると訴え続けたことがあげられる(アニメ第103話)。

また周囲が大騒ぎ(ケロロが怒り狂って暴れていたり、モアが地球を壊そうとしていたり)しているなかで悠然と(のほほんと)しているなど、意外と冷静な人物でもある(危機に少し鈍感な可能性もある)。ただしオカルトが関係すると目の色が変わり、新しい宇宙人の来訪を聞くと興味を示す(目を輝かせたり、よだれを垂らしたりすることもある)。オカルトに関しては下記を参照。

理論的なオカルトマニア

幼少時の頃からオカルト宇宙人といった話題に並々ならぬ関心を示し、「学校の宿題より大事」とか「運動会をやるならオカルト大会も開くべき」「オカルトは自分のすべて」と発言するほどのオカルト好きで、原作・アニメ共にオカルトクラブを作るほどである。アニメでは『モンスター大百科』という本がきっかけでオカルト好きになった。オカルト界では小学生の頃からちょっとした有名人で、どこか学者のような言動を見せる。

オカルトに対する好奇心の強さはアンチバリアの効力をなくし、日向家に侵入したケロロを見抜けるほどである(なお、日向家に侵入していたケロロが発見された理由については原作において若干の変更がある。当初の理由はケロロ小隊の地球侵略を参照)。

自他共に認めるオカルトマニアだが、オカルトなら何でも妄信しているというわけではない。星座占いを「大雑把すぎる」と評し、ほとんど信用していないなど冬樹は論理的・科学的な考察に基づく理論・実証を優先するタイプであり、非理論的な説を騒ぎ立てるのは嫌っている。このため、捏造写真を多用する吉祥学園新聞部とは対立が絶えない。

数多くのオカルト知識を生かした怪談話をするが非常に上手く、クルル作成の「恐怖BOX」よりも怖かった(恐怖カウンターの反応より)ため、かつて夏美が恐さの余りに気絶してしまい「二度とやるな」と言ったほどである。ただし霊感は全くなく(日向家の幽霊ちゃんは見えるようであるが)、自身は霊的な体験をしたことがない。この点でも夏美(オカルト否定、かなりの霊感体質)と対照的であり、冬樹は夏美が霊感を持っている事をうらやましく思っている。

宇宙外交官としての冬樹

宇宙法などで明確に規定されたわけではないが、事実上、地球唯一の「宇宙外交官」という立場にあり、外交面で地球の平和を担っている(冬樹自身も「宇宙外交官」を自任している様子)。

温和な冬樹は宇宙人に対してもまずは「対決」でなく「友好」で臨む場合がほとんどで、結果的にケロロ小隊をはじめとする多くの宇宙人たちと親しくなることに成功している。特にケロロは彼との間で強い絆と友情を誓い合っており、冬樹の「友達じゃないか」という台詞に異常なほど弱い。一度ガルル小隊が地球侵略の任務交代に来た際にケロロは完全に地球人と過ごした記憶や思い出を洗い流されたが、肉体の浄化までは完全に出来ず冬樹の涙ながらの必死の言葉によって元に戻った、ということがあり、これがケロロと冬樹の強い絆を裏付けているといえる。またそのガルルに対しても彼が休暇を利用したある意味観光として地球に来た際には歓迎しており、自宅へあがるように進めていた(その為ギロロや夏美達が困惑してしまった)。

その一方でしたたかな策略家としての顔も持っており、時々その手腕を発揮する。普段は興味があるから見逃している宇宙人の活動に対しても、本当に危険と判断した場合は交渉・駆け引き・策略を通じて、それなりの対応をとっている。相手の性格・性質に合わせた策をとるのが冬樹のやり方で、例としては以下のものがある。

  • ケロロが暴走して地球を破滅させてしまいそうになるとガンプラの話を持ち出す(ガンプラ好きのケロロの性格を熟知した上での説得。アニメでは『ゲロロ艦長』を持ち出したこともある)。これで地球崩壊の危機が何度も回避されている。
  • アリサを見せて彼女を石にする(ゴーゴンの物語にヒントを得た作戦で、アリサ自身の能力を逆手に取った。アニメのみ)。

また冬樹と対立する吉祥学園新聞部も、彼の策略の結果「大衆をなめるな」と読者に言われるほど信用を損なって売り上げを大幅に下げてしまった(自業自得の部分も多分にあるが)。さらにウェットルマン戦における解説(?)では「友好的と見せかけて何をしてくるかわからない狡猾な人物」といった、冬樹本人には少し不服そうな紹介がなされた。

日向家と地球の平和は、穏健派の外交官(?)冬樹と強硬派の軍人(?)夏美の微妙なコンビネーションとバランスで保たれていると言えるかもしれない。

怒らせると非常に怖い

平和主義者と言えるほどに穏和で優しく、対ガルル小隊戦・対ウェットルマン(アニメではウェットルキング)戦・対ゼゼゼットトトソ戦などの例外を除けば滅多に戦うことのない冬樹だが、行いが度を過ぎたとき(友達を大切にしなかったり、過度の悪戯をしたり、人に迷惑をかけたのにも関わらず同じ行為を繰り返ししようとしたときなど)には非常に凶悪な表情を露にし、激怒する。

激怒した時の表情の詳細は不明(原作では必ず顔が後ろ向き、もしくは影がかかっているため。アニメ(第23話など)では口元まで影が差しているため)だが、この表情は「伝説の顔」とも「衝撃映像」とも言われ、これを見て恐怖を抱かない人物は存在しない。モアすら例外ではなく(たとえ怒りの矛先がケロロであったとしても)、ギロロ・クルルでさえ冷汗を掻くほどである。原作第7話では「あの頃ケロロ」の状態になったケロロがその顔を見ただけで数日間恐怖していた。なお、少し怒っている程度なら顔は後ろ向きではない。

普段は大人しくて優しいだけに怒らせてしまうと日向家で一番怖く、その恐ろしさは夏美を軽く上回るため、一度怒らせると短気で好戦的な夏美ですら全くなだめられず、むしろ青褪めて慌てふためいているほどであり、原作第71話では「冬樹が怒ったら私でも止められない」と言っている。その夏美はガルル小隊達に「冬樹がキレたらシャレにならないわよ」と脅しに利用したこともある(当の冬樹は「先に言われたらキレづらい」と困惑してしまった)。

原作第71話では夏美がクルルに頼み、怒った冬樹をジンセイガニドアレバ銃で5-7歳の幼児にまで逆成長させて強制的に止めたことがあるが、これは「例外」と考えたほうが良さそうである(ちなみにこの時クルルはいつものような意地悪な条件では無く「自分だけこの騒ぎの件を無罪放免で頼むぜ」とあっさり引き受けたことから、彼も『嫌な奴』を演じる余裕が無い程の恐怖状態であったことが伺える。ちなみにラストではケロロ達と同じくお仕置きを受けていた。)。

ケロロが一番恐れているのは、ニョロロに水分を吸われてしまうことでも夏美からボコボコにされることでもなく、冬樹がキレることなのである。それ故、ケロロは冬樹を怒らせてしまったと思うと恐怖心から大量の冷や汗を掻きながらひたすら謝り倒す(原作2巻やアニメ第173話等。その場合は当の冬樹は全然怒っていないことが多い)。

なお、怒るタイミングは原作とアニメで異なる。詳細は日向冬樹が怒った理由を参照。

この「冬樹の激怒」は『ケロロ軍曹 メロメロバトルロイヤル』・続編の『ケロロ軍曹 メロメロバトルロイヤルZ』では超必殺技となっており(技名「衝撃映像!」)、リーチは短いものの捕まったら最後防御不可能なゲーム中最高の攻撃技とされ、基本能力が低めに設定されている冬樹にとってのまさに最後の切り札である(同作の公式ホームページでも見ることが出来るが、その顔はやはり目の所に影がかかっていてどんな目をしているか定かでない)。

人間関係

恋愛面

冬樹は現在多くの女性に好かれている。特にクラスメートの西澤桃華が彼に恋愛感情を抱いているというのはよく触れられ、彼女はなんとか告白しようとするができずにいる。冬樹本人が恋愛感情に鈍感ということもあり、好意を寄せられていることに気づいていない様子。普段は桃華のことを「西澤さん」と呼んでいる(原作第18話・アニメ第105話では「桃華ちゃん」と呼んだことがある)。基本的に冬樹の桃華に対する認識は「友達」(アニメ第120話・第160話。かつては「大切なオカルト部員」)である。なお、桃華の母・桜華に対しても「西澤さんの友達」と自己紹介している。

また、月神散世とアリサ=サザンクロスも彼に好意を抱いている。さらに原作当初では冬樹が時々影を帯びる描写があり、そこが可愛いと言われていた。これで春世が恋を感じたこともある。ちなみに、アホトロン星人であるすももは彼の影を帯びる時の様子を「どちらかと言えば、カワイイタイプ」と評していた。

その一方、冬樹がでノントルマの少女と出会った時には彼女に惚れていたようである。

友人面・その他の人物関係

決して無口でも内気でもない冬樹だが、彼は一人で読書などをしているのが好きなようで、桃華やクラブ活動の友人を除けば彼の友人はほとんど本編中に登場しない。しかし原作1巻の発言によると、全くいない訳ではないようである。しかし第131話で夏美に「絶対友達少ないだろう」と言われた事も。

ケロロの事は「軍曹」と階級で呼ぶ(クルルも一度だけ階級で呼んだ事がある)が、他のケロロ小隊隊員は名前で呼ぶ(ギロロのことは「伍長」と階級で呼ぶ事もある。アニメではギロロが登場した直後は頻繁に「伍長」と呼んでいた。また、ケロロのことは小説版で「ケロロ」と名前で呼んだ事も)。

アニメではクルルとの会話や共に行動する場合(第60話・第134話など)も意外と多く、またソウルダイバーの修理に協力するなど仲が良いようである。初期はそれほど親密でもなかった2人だが、次第にインドア派同士で気が合ったのかもしれない。

その他のエピソード

  • オカルトの他に天体観測も趣味としている。
  • 一番苦手な音は食器同士がすれる音。また前述の通り昆虫の知識はあるものの、昆虫そのものは嫌いである(理由は人類よりもはるかに昔から生存している昆虫が、いずれは人類に取って代わって地球の支配者になるのでは、という仮説を持っているため)。一度日向家に昆虫が大集合したことがあり、その時は部屋に閉じこもって毛布に包まり覚えているだけの虫知識を吐き出しながらずっと震えていた。また、カミキリムシの姿形を見なくてもその名を正確に言い当てていた。
  • 原作ではペンを左右両方の手で持つ様子が描かれているため、両利きだと思われる(コンピュータマウスは右利き用を使用していることなどから、右手がやや優位であることがわかる。又は、作者のミスにより左手でもペンを使っていると思われる)。
  • くじ運のなさには圧倒的定評があるという。桃華の差し金で温泉旅行を当てた際、原作ではそのことを知った夏美に「やっぱりね、冬樹が当たるはずが無いと思った」という酷い感想をもらった。
  • 「凝り性」・「オカルトマニア」など、ともすれば「オタク」といわれかねない要素を多分に持っており、本人もそれと自認している。原作第117話でモアに一度「オタク」と指摘されたことがある。
  • 原作では漫画を描くのが上手い(第11話。山口部長曰く画力などは素人レベルだがキャラが生きているとのこと)。
  • ハンバーグを作るといつも焦がしてしまうというので、料理はあまり得意ではない様子である(ただし、アニメではケロロ小隊の共鳴による効果で、一度だけ上手に作ったことがある)。
  • 幼年時代は祖母である秋奈の家に住んでいた時期もあるが、そのとき夏美は同居していなかった。つまり一時的に別居していたことになるが、その理由はまだ不明である。
    • 幼少の頃は現在と違って結構やんちゃな性格で、「(国会を征服して)日向冬樹帝国を作る」とか「世界征服する」というのが将来の夢だった(ピラミッドに住んだり、ネッシーヒバゴンをペットにするのも夢だった)。といっても、その理由は「おもちゃ屋のおもちゃをただにするため(アニメ第94話の冬樹が小1の頃の作文)」や「日本に住む人々におもちゃを持ってきてもらい、そのなかでいいもののみ売る」であり、それにより「みんなが楽しく暮らせると思う」とされているなど、幼少の頃から根は穏やかな性格だった様子。ちなみに、この「征服によってみんなが楽しく暮らせるようにする」という侵略観はケロロと同一のものである。
  • バレンタインデーがくる度に女子達から大量のチョコレートを渡されるが、それらは全て夏美宛のものであり冬樹はその橋渡し役として利用されているだけなのである。そのため、バレンタインの夜に桃華からチョコをもらって嬉しさのあまり大泣きしたことがあった(原作第18話、アニメ第45話Bパート)。また、アニメに関してはその翌年(第96話Aパート)に桃華から一畳ほどの巨大チョコをもらい、やはり大喜びしている。ちなみにアニメ第49話Bパートでは、バレンタインのお返しに桃華へクッキーを贈っており、今度は彼女を大喜びさせた。
  • 携帯電話は、原作14巻ではNTTDoCoMoNEC端末・N702iDを使用している。原作の16巻ではNTTDoCoMoNEC端末・N904iを使用している。超劇場版ではau京セラ端末・W42K(?)に似た機種を使用していた。またアニメ3rdシーズンではNTTDoCoMoのパナソニックモバイル端末・P506iCらしき端末を使用している。原作1巻では、NTTdocomoのP208iらしきものを使用していた。
  • 1巻ごとに使用しているパソコンが変わっている。現在登場した機種はSony Vaio (Type-F) 、Mac Bookなど。
  • 下着はブリーフ派(アニメ第107話・第194話より)。原作第142話ではボクサーブリーフを着用している。
  • ラジオ番組『川上とも子のうさぎのみみたぶ』における人気投票では5位に選ばれた。
  • 常にオカルト現象を探しているが、周囲がオカルトに満ちているためかあまり怪奇現象に見舞われることが少ない。が、アニメ第163話Bパートでは「周囲100mのみがに見舞われる」という怪奇現象に初めて遭遇した(アリサが登場したせいで喜ぶ暇はなかったが)。
  • 漫才はドツキ漫才が好き(アニメ第170話Bパートより)。
  • アニメでは第116話Aパートでケロロと入浴した時に共鳴をしたことがある。その時の掛け声は「フユフユフユフユ……」である。これでアニメでは日向姉弟揃ってケロロと共鳴したことになる(ただし、夏美の場合は第63話Bパートでケロロとの偽のお見合いで彼の父に愛し合っていることを証明するように言われ、本意に反して共鳴した)。
  • 添え物のパセリは食べる派である(アニメ第187話Bパート。夏美日く「味覚も結構マニアック」らしい)。
  • アニメ第211話には冬樹にそっくりな「冬吉」という少年が登場している。
  • 作品のファンの間では「フッキー」という愛称が使われることがある(タママが使う呼称に由来している)。
  • 作者は冬樹について、「連載直前まで出すかどうか迷っていた」というようなことを語っている(原作17巻限定版のインタビューより)。

日向冬樹が怒った理由

原作

  • "あの頃"に戻ったケロロが更衣中の夏美を耳打ちだけで気絶させ、さらにタママの放ったタママ・インパクトを跳ね返し、それを彼にぶつけて攻撃した(第7話・1巻)
  • 夏美の高熱の原因が、クルルの作ったウイルスがケロロの部屋に漏れていたせいだったのが判明した(第22話・3巻)
  • ケロロが温泉に行きたいが故にインチキをした(ルービックキューブのシールを貼り直した)のがばれた(ただしこの時は「伝説の顔」になっていたかどうかは厳密にはわかっていない)(第70話・9巻)
  • 自分が大切にしていた祖母・秋奈のこいのぼりを「ナノラ」により勝手に兵器に改造された(第71話・9巻)
  • ケロロ小隊戦記で、ケロロに自分との思い出を改竄して放送させられた(第142話・17巻)

アニメ

  • 騒動の発端であるケロボールを懲りずにケロロが持ち出そうとした(第23話)。
  • タルルが初めて地球に来た際、彼に「運動神経ゼロ人間」・「タママの家来(的ポジション)」と言われた(この時は、自分に都合の良いように事実を捻じ曲げて教えていたタママに対して夏美・桃華らと一緒に怒った。第30話Aパート)。
  • クルルに大切な本の肝心なページだけ破りとられた(ばれた際、夏美と一緒に彼に折檻をした。「伝説の顔」か如何かは厳密に言うと不明。第49話Aパート)。
  • 大切なオカルト雑誌を無断で処分した犯人がケロロだと分かった(この時は夏美と一緒に怒った。また「伝説の顔」にはなっていない。第107話Bパート)。
  • クルル作、『呪いのDVD』により軍曹ルームが脱出不能になった際、頼みの綱であるギロロが状況を判断せず、人の話を聞く前に部屋に入ってきた(このときは一緒に部屋にいたケロロ・タママ・ドロロ・夏美・モアとともに怒った。「伝説の顔」か如何かは厳密に言うと不明。第122話Aパート)。

小説版

  • 少年探偵団結成の理由の真実に気づいた(この時の対象は全ての黒幕であるクルルに対して。第2巻)。

コスプレ・変身

宇宙ボーイ正装
Rグレイと3Mが日向家に現れた際、2人をもてなしていたときの姿(元ネタは『21エモン』だと思われる)。
幼児化
原作第71話・アニメ第55話Bパートで、ケロロ達によって「ジンセイガニドアレバ銃」を食らって若返った冬樹。台詞が平仮名と片仮名で統一されている。ケロロに利用されて日本を侵略する寸前までいってしまう。
オカルト
アニメ第65話に登場。七転署捜査一係の新米刑事としての冬樹。
スーパーフユキング
アニメ第70話におけるケロロ小隊の地球侵略シミュレーションで地球防衛ラインとして登場した冬樹。
ハリー・ポッター
アニメ第85話Bパートで変身ステッキを使って変身したときの姿。帽子を被っているが、アホ毛が中から飛び出している。
プロフェッサー・フユキング(直訳すると「フユキング教授」)
アニメ第86話Bパートでイベンタ星人の具現化マシンを使いケロロが強制的にコスプレさせた冬樹(その姿は『超獣戦隊ライブマン』の大教授ビアスのパロディと思われる。ちなみに同作において大教授ビアスを演じているのはギロロ役の中田譲治である)。ペコポン帝国皇帝にして、ダークサマー(日向夏美のコスプレ・変身の項目参照)の兄という設定。
白い山羊
アニメ第87話Bパートで、ジュリー人が作り出した「不思議の国のアリスを模したモアの世界」に登場したときの姿。ピーチ皇女(桃華)から届いた手紙を読まずに食べていた(童謡『やぎさん郵便』のパロディ)。終盤にも登場し、ガンプラを灰にされて壊れた黒いウサギケロロ)とピーチ皇女の喧嘩を一瞬で治めてしまった。
鬼娘/雷様
原作第90話・アニメ第94話に登場。チロロ(アニメではカララ)に「鬼娘専用変身銃(アニメでは名前が明かされず)」で変身させられた姿。アニメではさらに秘密基地に貯蔵されていた大豆製品の餌食となっている。
ブリ
アニメ第100話における『サザエさん』のパロディの時に、カツオのパロディで登場した冬樹。
ケロロの着ぐるみ
アニメ第154話で商店街から人々を避難させるために冬樹が着た着ぐるみ。宇宙人に扮して、ギロロの着ぐるみを着た夏美・タママの着ぐるみを着た桃華とともに空から現れた。
社長子息
アニメ第177話Bパートに登場。侵略作戦シミュレーション「ペコポン一のガンプラ男」内での冬樹。ガンプラ会社の社長・ギロヤマ(ギロロ)の息子。オカルトに興味があり、「会社は継がない」と言っていた。ケロロと夏美の結婚式にも参列している。
ミニコンポ
アニメ第185話Aパートで、ロボボの機械化光線によってリビングにあったミニコンポと一体化した冬樹。なぜか目と眉毛・アホ毛が機械化されずに残っていた。
プリンセス=冬樹
超劇場版ケロロ軍曹3 ケロロ対ケロロ天空大決戦であります!』において、小雪の忍術によってプリンセス衣装を身にまとった冬樹。その姿は『スター・ウォーズ』シリーズに登場するレイア・オーガナそっくりである。髪型もレイア姫に似せてある。
フユ王(フユキング)
小説版第3巻でヒーナータ国の国王として登場した冬樹。ツタンカーメンのような格好をしている。

関連項目

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