嫌仏

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嫌仏(けんふつ)(英語:Francophobia または Gallophobia; フランス語:Francophobie または Gallophobie)は、フランスの文化的・政治的・社会的事情を理由とする同国への嫌悪感情の総称。なお、ここでいう「仏」とはフランスを指すのであって、仏教の「」を指すわけではない。よって「反仏教」とは無関係である。

フランスが嫌いになる主な理由

  • フランス革命では人権宣言や「自由・平等・博愛」を掲げられたが、子供への待遇はこれらとかけ離れていると考えられる。子供は十分に人間として扱われず、比較的しつけに厳しく、子供を怒鳴る親も多い。特に上流階級のしつけは厳しい傾向にあり、「ブルジョアの親を持つ子は不幸」ともいわれる。
  • 先進国で有数のマナーにうるさい国。
    • 男性差別まがいのレディーファーストの習慣の存在。アメリカほどレディーファーストに反発する動きが活発でないため、男性にとってうんざりさせられることがある。
  • フランス料理が嫌い。またはフランス料理の堅苦しいテーブルマナーがいやだ。
    • コース料理では、スープ→サラダ→メインディッシュ→デザートと言う順番で、たとえば装われたスープを飲み終わってからサラダに移るのがマナー。サラダもサラダだけを食べ続けなければならないので、サラダ嫌いの人にとっては苦痛である。
    • アヒルをガヴァージュ(強制給餌)して作られるフォアグラへの反発。
  • フランク王国で世界で初めて陪審裁判裁判員制度はこれに倣ったもの)を行ったため、裁判員制度に反対する日本人にとって恨みの対象である。
  • 京都の老舗がミシュランによって星の数で評価されたことに反発があった。これは嫌仏感情のひとつの要因になりうるだろう。

Grimmも上記の理由でフランスが嫌いだったが、2012年にむしろ日本が嫌いになったとのことで嫌仏撤回を表明している。[1]

過激な嫌仏

嫌仏とひとくちに言っても上記のような穏健派から下記のような過激派まであり、一概にひとくくりにすることはできない。日本においては今でもフランスなど欧米諸国についての詳しいことはあまり知られていないこともあり、一般人の間では嫌仏感情はあまり見られず今でも「フランスはエレガントでロマンチックな国」というイメージが強いが、アメリカやイギリスなどのフランスと対立することのある欧米諸国の一部の層においては、

  • フランス人は異様にプライドが高く、他国の人間を見下している。
  • フランス人はカエルだろうとカタツムリだろうと何でもかんでも食ってしまう「フロッグイーター」(カエル食い)である。
  • 香水は、もともと風呂に入る習慣のなかったフランス人が自身の体臭を誤魔化すために作ったものである。
  • ロングスカートは、もともとフランス人が立ったままそこらに尿を垂れ流せるように作ったものである。
  • かつてのパリは掃除されることもなくそこらに糞尿が垂れ流されっぱなしになっており、非常に汚かった。

などといった民族差別的な主張がなされることもある。この点においては日本における嫌韓感情(「韓国にはを食う文化がある」「かつての朝鮮は掃除されることもなくそこらに糞尿が垂れ流されっぱなしになっており、非常に汚かった」などの主張)や嫌中感情(「中国人は中華思想に基づき他民族を見下している」「中国には昆虫だろうと爬虫類だろうと何でもかんでも食ってしまう文化がある」などの主張)とも類似していると言える。

英米における嫌仏

上記のとおり、イギリスアメリカなどのアングロサクソン諸国は伝統的にフランスとの仲が悪く、日本と中国と韓国の間で見られるような対立が歴史上よく発生した。現在でも、上記にある「フロッグイーター」の他に「サレンダーモンキー」などの蔑称が使われることがある。

中国における嫌仏

北京オリンピックが開催された2008年、フランス政府がかつての中国に対する半植民地支配を棚に上げてチベット抑圧を非難したことにより、中国各地で反仏デモが行われた。

イスラム教関連

シャルリー・エブドが預言者ムハンマドの風刺画を出版したことに反発し、2015年1月に過激派組織イスラム国がシャルリー・エブドやユダヤ人向けスーパーマーケットを襲撃するテロが発生した。その後もイスラム過激派によるテロが相次いでいる。ムハンマドの風刺画は一部のイスラム教徒の嫌仏感情の高まりを招き、フランスは先進国でもっとも多くイスラム過激派によるテロが発生している。

脚注

  1. 嫌いな国~昔フランス、今日本~

関連項目