機動戦士ガンダム 第08MS小隊の登場人物

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機動戦士ガンダム 第08MS小隊の登場人物(きどうせんしガンダム だいゼロはちエムエスしょうたいのとうじょうじんぶつ)では、OVA機動戦士ガンダム 第08MS小隊』に登場する、架空の人物を列挙する。


注意以降に核心部分が記述されています。

地球連邦軍

アリス・ミラー

登場:『ミラーズ・リポート』

劇中の設定年齢:29歳

地球連邦軍情報部所属の女性将校で、階級は少佐。ヒマラヤ山脈で救助されスパイ嫌疑の掛けられたシロー・アマダの軍歴調査のため、極東方面軍コジマ大隊基地を訪れた。

着任当初はシローに手錠を嵌めた部下のジェイコブを叱責したり軍上層部の見解に批判的な意見を吐くなど、さもシローの味方であるかのような好意的態度を見せていたが、それは彼女の罠だった。差し入れたコーヒーと吹きかけるタバコの煙に混入した自白剤の投与によって、アイナと難を逃れた山中での経緯を証言としてテープに録音した彼女は態度を一変させ、シローをスパイと決めつけるが如き口調で詰め寄る。

最前線へ発つシローに対しスパイだという証言を得るべく銃を突きつけて恫喝するなど言動の端々にジオンに対する強い嫌悪・憎悪が滲み出ているが、それはかつて信じていたジオン軍パイロットに裏切られた自らの経験によるものであり、シローにもそれを見透かされていた。

映画では彼女の報告書によって、上層部が第08小隊を「銃殺刑もしくは生還率の極めて低い最前線送りにする」と決定したことになっている。

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イーサン・ライヤー

登場話数:第8〜11話

一年戦争後期の、地球連邦軍の極東方面軍に属する独立機械化連隊の連隊長で、階級は大佐。一見、穏和なナイスミドルを気取っており、シロー・アマダに対する査問会議の際にも、シローの理想論をあざ笑う他の将官たちの中で、1人だけ真剣な対応をしていたかに見えた。しかし、実際はラサ基地破壊の為に、坑道内に於けるトラップの存在も承知の上で敢えて陸戦型ジムを多数突入させ友軍MSの核融合炉誘爆を意図的に起こそうとしたり、一時休戦の呼びかけに応じるふりをしてジム・スナイパーアプサラス狙撃位置への移動を命ずるなど[1]、勝つためには手段を選ばない非道な指揮官であり、シローに対しても査問会議の後、抗命した際は殺害するように、カレンサンダースに圧力を掛けていた[2]

安全で出世ルートのジャブローへの配転を望んでおり、またレビル将軍に対して異様なまでの対抗心を燃やしており、モビルスーツの導入による機械化部隊創設も、彼に対する対抗心の表れからとも言われている。ある意味、ギニアスと対照的に「連邦の(悪い意味での)大人」を象徴しているといえる。ただ、前述の査問会議において、状況的には他の将官たちの反感を買う可能性もある言動を敢えて行ったり、後述の戦死時においても命を惜しんだり取り乱したりする様子を全く見せない等、単なる卑劣漢とは言い切れない剛毅さがあり、一部では高く評価されることもある。

アプサラスの秘密基地の所在を確認した彼は、星一号作戦が決行される前にレビル将軍の鼻を明かそうと大軍を率いて敵基地を叩き潰す決意を固めた。宇宙世紀0079年12月、チベットのラサにて、ジオン公国軍の秘密基地攻略戦の際にビッグトレーにて指揮を執る。地形が変わる程の激しい消耗戦により、遂にアプサラスIIIを引きずり出すことに成功。アイナによる一時休戦の呼びかけに応じるが、抜け目なくジムスナイパーを展開、待機させる。やがてギニアスが休戦を無視して暴走、先手を打たれる形でMS隊を焼き払われる。これに対する報復措置として、まずケルゲレンを撃墜(この時点でスナイパーはアプサラス攻撃圏に達していなかった)、更にアプサラスへもジャブロー強襲を断念させるダメージを与えた。が、Ez8の特攻を受けたギニアスが死の間際、執念で放ったアプサラスIIIのメガ粒子砲が山を貫通、彼の指揮するビッグトレーの艦橋部分を直撃、戦死する。総員退避の声がかかる中、艦橋指揮所を一歩も動かずメガ粒子の奔流を睨み据えていた。

小説版では階級は少将であり、生存しているようである。

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エレドア・マシス

登場話数:第1〜5話・9〜11話

劇中の設定年齢:24歳

地球連邦軍の兵士で、階級は伍長。08小隊ではカレンに次ぐ古株。聴覚が鋭く、ホバートラックにてソナーによる索敵を務める。普段の勤務態度はかなり不真面目で毒舌だが、いざという時は意外にキチンと任務をこなす。

将来はミュージシャンになる事を目指しており、自作の曲をコンテストに送るなどしていた。第5話にてその曲がメジャーデビューを果たしたと手紙にて知らされ喜んだのも束の間、祝杯を挙げようと待機命令を破ってミケルと基地近くの村に出掛けたところで、前回ダメージを受けたアプサラスの修理に駐屯していたジオン兵に捕らわれホテルの地下室に監禁されてしまう。脱出するためにザクタンクを盗み乗り込むが、閉所恐怖症のためコックピットハッチを閉められず、銃撃を受け負傷。脱出は成功したが、カレンによる鮮やかな応急手当を受けた後で後方の野戦病院へ送られてしまう。野戦病院からメジャーデビューした自分の曲をラジオDJ(声:横山智佐)へリクエストしたりする等、おとなしく治療に専念してはいなかった模様。

その後、完治して第9話より軍務に復帰。再び第08MS小隊の一員として任務を果たしている。命の恩人であるカレンに盛んにモーションをかけていたが、報われなかったようだ。08小隊の解散後、補給部隊へ回されてしまった。シローの捜索をミケルとキキに託す。

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カレン・ジョシュワ

登場話数:第1〜6話・8〜11話

劇中の設定年齢:26歳

地球連邦軍の兵士で、階級は曹長。第08小隊に最も早くから配属されていた古参の隊員。筋骨隆々たる長躯を誇り、正に「女傑」という形容がふさわしい。姉御肌のガサツな言動とは裏腹に元・医学生という経歴を持つインテリの女性兵士で、先に戦死した夫もベテラン軍医だったらしい。シローの前任だった小隊長はノイローゼにより後方の病院送りとなっていたが、その原因は彼女のきつい性格であるともエレドアの能天気さとも噂されていた。

第4話にてジンクスに怯えるサンダースに業を煮やして股間を蹴り上げたり、第5話で負傷して喚くエレドアを殴って失神させ麻酔代わりとするなど、とにかく荒っぽいが仲間を思う気持ちは人一倍強い。MS操縦にも長けており、主に陸戦型ガンダムのパイロットを務める。武装は主にビームライフル。隊長不在時には代わって指揮を執ることもあった。第9話でアッガイとの戦闘により頭部を破壊されてしまい、予備のパーツも無かったため終盤はジムのものを代用し「ジム頭」と呼ばれていた(彼女はその名称で呼ばれるのを嫌っていた)。

シロー・アマダの着任当初は青臭い理想論を語る彼に「アマちゃん」と直言して憚らず、激しく反発していたが、それを言葉に終わらせず身を以て示していくシローを隊長として徐々に認めていくようになる。シローがスパイ容疑の審問会から戻った後、ライヤーから秘密裏に彼の動向を監視し、不審な行動に出た場合には殺害する旨の指示を受けて苦悩する。アイナ救出のため脱走しようとするシローを罵り銃を向けるも、付き添ってきた隊長を殺すこともできず、去っていくシローの後ろ姿をただ見送ることしかできなかった。

ラサ基地攻略戦後に第08小隊が解散させられ、難民キャンプで配給係をしているらしい。シローの捜索をミケルとキキに託す。

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コジマ

登場話数:第2・4・8〜11話

地球連邦軍の士官で、極東方面軍所属機械化混成大隊(コジマ大隊)の大隊長。階級は中佐。主人公シロー・アマダの直属の上官。エアコンが苦手で、蒸し暑いジャングルの中でも半袖の制服を着用して扇風機を使っている。

東南アジアの森林地帯から中央アジアの砂漠・山岳地帯に達する、かなり広範囲の戦線を指揮する前線指揮官。その為か麾下戦力には、当時の連邦軍としては貴重なモビルスーツが24機、かなりの早期に配備されている。

物語中盤までは良く言えば過不足無い、悪く言えば「昼行灯」という表現が似つかわしい凡庸な官僚的指揮官の印象を与えていた。しかし終盤、政治的野心を動機とする戦略と非人道的な戦術を行使する連隊長イーサン・ライヤーに、「戦争にもルールはある」と異議を唱え、その指揮下から外れようとする。その際イーサンにジャブローへの栄転を餌に懐柔されるが拒否して司令部を去り、第08小隊隊員の尊敬を得た。また、この際にビッグトレーを去ったことでアプサラスIIIのメガ粒子砲の直撃を受けずに済み、命拾いしている。スパイ疑惑の末に脱走したアマダ少尉の一件も「行方不明」の一点張りで有耶無耶に揉み消す思いやりを見せた。

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サリー

登場話数:第4・8・10話(第10話は声のみ)

第07MS小隊に所属する黒髪ショートの女性兵士で、主にアンダーグラウンド・ソナーによる索敵を務める。階級は伍長。

袖を肩からカットした制服を着用。第08MS小隊とは犬猿の仲であり、サンダースのジンクスやシローのスパイ容疑に因縁をつけ、その度に乱闘を演じている。物語終盤、陸戦型ジムに搭乗してラサ基地の坑道に突入、坑道ごと基地を破壊する捨石にされ戦死。

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ジェイコブ

登場:『ミラーズ・リポート』

アリス・ミラーの部下。情報部所属。ごつい体格に黒い背広を着込んでサングラスといういかにもな出で立ちの男性。シロー・アマダを連行する際に手錠を掛けたことで、アリスから叱責される。

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ジダン・ニッカード

登場話数:第1・2・4・5・8話

劇中の設定年齢:61歳

極東方面軍の補給中隊長で、階級は大尉。

テンガロンハットを愛用。酒とギャンブルを好む不良老人だが、独自の人脈をもっており、その情報収集能力や物資の調達能力は侮れない。命令文書の偽造も朝飯前の食えない爺さんながら、シローら08小隊に肩入れしてやる人の良い所もある。好い歳をしてホテルの女主人マリアを“女神”と崇め頬を染める純情な一面も。声優の関係からかライヤーと入れ替わるように第9話以降登場しなくなった。

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ジョニー・ナカミゾ

登場:サウンドトラックCD『機動戦士ガンダム 第08MS小隊 REPORT.1 所要時間3時間23分』

地球連邦軍の兵士で、コジマ大隊第4MS整備中隊所属の分隊長。サイド2のコロニー「アイランド・イフィッシュ」の出身で、シロー・アマダとは同郷の幼馴染同士だった。

出撃先での戦闘で脚部を損傷したシローの乗る陸戦型ガンダムの補修に、ナカミゾ分隊が向かわされた事で、幼馴染であるシローと偶然再会する。ナカミゾ分隊は本来陸戦型ジムの整備担当部隊であるため、交換部品の耐電圧性能が必要基準を満たしておらず、陸戦型ガンダムの修繕に手を焼く事になる。

漫画版『機動戦士ガンダム第08MS小隊 U.C.0079+α』にも登場しており、陸戦型ガンダムが規格外のパーツで構成され、機体ごとにそれぞれ何らかの問題を抱えている事を08MS小隊の面々に説明している。


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シロー・アマダ

全話に登場(『ラスト・リゾート』はビジュアルのみ)

劇中の設定年齢:23歳

本作品の主人公。ガンダムシリーズにおいて、初登場時に既に軍人になっている主人公としては、(作品の制作順では)『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』のコウ・ウラキに次いで2人目であり、ガンダムシリーズでは珍しい、初登場の時点で成人の主人公である[3]。いわゆる学園青春ドラマで中村雅俊が演じたような、爽やかでありつつ熱血漢の主人公として人物造形がなされたという[4]

経歴

サイド2、8バンチコロニー「アイランド・イフィッシュ」の出身。鎖国状態となり選民思想に染まったサイド3の国民を救うため軍人を志し、宇宙世紀0075年にサイド2の士官学校に入学したが、同0079年の1月3日、彼がクリスマスの休暇を家族と楽しんでいる最中にジオン公国地球連邦政府に対し宣戦を布告。直後にジオン公国はブリティッシュ作戦を決行し、コロニーに対する毒ガス攻撃を行う。それに巻き込まれ、大切な家族、友人を一度に失う。設定上、これを期に彼はジオンを激しく憎悪することになるのだが、劇中では第1話でウインクしながら笑顔で語るのみであり、くだんの憎悪に関して明示的に語られる場面が無い。このため、敵兵アイナに恋慕の情を寄せるに際しても、ジオンへの憎悪という障害を乗り越えるというプロセスなどは特に無く、あっさりと二人は相思相愛になっている。そうした事から、シリーズ後半の監督飯田馬之介は、彼を「想像力の欠如した男で、大嫌いだった」と述べ、しっかりと葛藤を経させたうえで、後はアイナとの恋のことしか考えていない人物に移行させたという[5]

彼の居たコロニー「アイランド・イフィッシュ」はジオン公国軍のコロニー落としに使用されたものの、彼自身はナダ・チノミ中尉らマゼラン級戦艦トーチタスのクルー達との協力で奇跡の脱出を成し遂げたという事実が、飯田馬之介作の漫画『機動戦士ガンダム 宇宙のイシュタム』にて描かれている。

劇中での活躍

OVA第1話(宇宙世紀0079年10月6日)、地球連邦軍士官学校を卒業し少尉となって東南アジア戦線に配属されることになったシローは、輸送艇で地球に向かう途中、小規模な戦闘に巻き込まれてしまう。そこで友軍(テリー・サンダースJr.軍曹の乗った先行試作型ジム)を救助するために、輸送艇に積まれていた先行量産型ボールで出撃。その時の戦場で、運命の女性アイナ・サハリンと出逢うことになる。シローのウィンチワイヤーを駆使した捨て身の戦法により翻弄されたアイナの高機動型ザクはボール相手に思わぬ苦戦を強いられ、遂に双方相討ちに終わる。ノーマルスーツで機体から間一髪脱出した二人は付近に漂っていたマゼラン艦の残骸内部で激しい銃撃戦を繰り広げ、アイナは負傷し弾丸切れとなる。投降はしない、殺せと言うアイナを強引に手当てし、あきらめず何とか生き延びることだけを模索するシロー。ノーマルスーツの酸素が残り少ない二人は敵味方を超えて協力し合い、艦内に残っていたミサイルをマゼラン艦の残骸に撃ち込む。その派手な爆発光によって双方の味方へ位置を知らせることに成功。味方機が各々救助に駆けつける中で2人は別れ際に初めて互いの名前を名乗り合う。

同年10月8日、第08MS小隊の隊長に着任。理想主義丸出しで青臭さの抜けない言動から、サンダース軍曹以外の小隊メンバーからは「アマちゃん」と陰口を叩かれながらも陸戦型ガンダムを中心とした戦力やゲリラとの共闘でジオン公国軍の橋頭堡を崩すなどの活躍を見せ、更にはジオン軍が密かに進めていたアプサラス計画を掴み、その試作機を撃破するなどの軍功を重ねた。だが、それと同時に、アプサラス試作機のパイロットとなっていたアイナ・サハリンと戦場で再会してしまう。戦闘の末、ヒマラヤの雪山でアイナと共に遭難したが、その際にシローはアイナに愛を告白し、彼女もまたそれを受け入れた。2人は連邦・ジオンの立場を超えて助け合い、その後、それぞれの友軍に救助される。しかし、生還を果たした彼を待っていたのは、スパイ容疑による連邦の審問会議であった。その席で彼は戦争における考えの甘さを露呈する主張をし、その場の一同から嘲笑を浴びると共に謹慎処分を受けてしまう。

謹慎処分中にキキ・ロジータの村がジオンの敗残部隊に侵攻を受けたと知り、命令違反を犯して第08MS小隊に出動を指令、直ちに救援に向かう。「ジオン兵もゲリラもどちらも助けたい」という理想を胸にシローは生身で奮戦し、ザクを行動不能に追い込むも、復讐の念に燃えて群がるゲリラたちを制止できず、リンチの恐怖に怯えて対人兵器で攻撃するジオン兵を自らの手で殺す苦い結果に終わる。この前後に情報部の将校アリス・ミラーによる内務調査が入ったようだ。謹慎待機を破った罪状に加えて、ジオンを憎む彼女の報告書が決め手となり、第08MS小隊は「生還率38%のラサ基地捜索という最前線勤務に就くか、銃殺刑か」の二択を迫られることとなる。

同年12月、ラサに存在するジオン公国軍の秘密基地攻略戦の際にアプサラスIIIが出現。小隊メンバーに「軍を抜ける」と言い残し、単機でアイナの救援に向かう。戦闘中、兄ギニアスに撃たれ機体から落下するアイナを間一髪で救助するも利き腕を骨折。アイナと二人三脚でガンダムEz8を操縦しアプサラスIIIへ特攻。Ez8の右腕でアプサラスIIIのコクピットを潰すも、同時に放たれたメガ粒子砲を浴びる相討ちの形でもつれ合ったまま両機とも火口に落ちて爆発炎上した。以後、公式の記録においてシロー・アマダ少尉は「消息不明」となる。

その後日談が描かれたエピローグ『ラスト・リゾート』では、左脚の膝から下を失った松葉杖姿のシローと彼の子を身篭ったアイナが、山奥の小屋で平穏に暮らしている姿が描かれている。

竹書房から刊行された20周年ムック本では、まだ話が完結していなかった事から唯一評価が定まっていない主人公だったが、先述のようにシリーズ中途で監督が交代した際、彼の人格も少なからず変更されたため、一貫した評価は今日でも難しい。

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テリー・サンダースJr.

登場話数:第1〜6・8〜11話

劇中の設定年齢:29歳

地球連邦軍の兵士で階級は軍曹。軍人として確かな腕を持つ男性。いかつい感じの巨漢だが、性格は理知的で義理固い。ピアノを特技に持つ。地球出身。

一年戦争の後期、まだ登場して間もないモビルスーツ部隊の隊員として、先行量産型のジムに乗り幾度か出撃しているが、これまで所属した部隊が三度目の出撃でことごとく全滅。彼だけ生き残ると言う憂き目に遭い、「小隊潰しの死神」のふたつ名で呼ばれるようになり、縁起を担ぐ一般兵士たちからは露骨に厄介者扱いされており、彼自身もそのジンクスを気にしている。そんな折、地球近くでの戦闘中にシロー・アマダと出会い、危ういところを彼に助けられる。その後、所属部隊がまたもや全滅した事もあって、シローの指揮下の第08小隊に配属されることに。

小隊に配属された直後のシローは、その理想主義的な考え方のために小隊全体から浮いていたが、上記の経緯もあり彼1人だけはシローに最初から全幅の信頼を寄せていた。08小隊配属後3度目の出撃となる第4話で不吉なジンクスを恐れ転属を願い出るが、シローに却下される。その後、突如として上空に出現したアプサラスと戦闘に入るや、1人突出して必死の攻撃を展開。幸い味方の援護もあってアプサラスを撤退に追い込み、遂にジンクスを払拭する。「謎の巨大兵器」捕獲作戦に於いてはエレドアの不在に加えてB・Bを想い上の空のミケルに代わってホバートラックの索敵を担当した。

実は、何度も生き残っているのは彼の高いMS操縦センスにあるとも言われている。劇中、ジムで6機の撃墜スコアを持つとの台詞がある。また初めて乗ったはずの陸戦型ガンダムにすぐに順応している事、カレンが彼に対して「ツキさえあれば今頃士官にもなれていただろう」と言っている事からも窺える。事実、作中で彼だけが陸戦型ガンダムを五体満足のままで戦い抜いている。

ラサ基地攻略戦後は08小隊が解散させられ、別の部隊へ転属になった。シローの捜索をミケルとキキに託す。

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マイク

登場話数:第4・10話(第10話は名前のみ)

第07MS小隊に所属する兵士で、主に陸戦型ジムのパイロットを務める。ひょろっと痩せた裸の上半身に直接ジャケットを羽織っている。

第1話で兵士(声:山崎たくみ)が叫んだ台詞「第07小隊のホモ野郎」が彼を指しているのかロブのことなのかは不明。第08MS小隊とは犬猿の仲であり、サンダースのジンクスに因縁をつけ、乱闘を演じている。終盤で陸戦型ジムでラサ基地の坑道に突入、坑道ごと基地を破壊する捨石にされ戦死。

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ミケル・ニノリッチ

登場話数:第1〜6・8〜11話、『ラスト・リゾート』

劇中の設定年齢:18歳

サイド2出身の地球連邦軍の兵士。軍に入隊し、OVA第1話では地球に向かう輸送艇でシロー・アマダと会う。故郷にメガネ美人の恋人B・Bを残しており、暇な時間を見つけてはこまめに手紙を書いていた。

本人はMSへの搭乗を希望していたようではあるが、第08MS小隊に配属されてからはホバー・トラックの操縦要員兼ガンナーを務め、主にエレドアの助手として行動を共にする。そのため第5話で一緒に捕虜となる等、彼の行動のとばっちりを受ける事も多かったが、戦闘においてはなかなかのコンビネーションを見せている。

第4話において飛行試験中のアプサラスと遭遇。シローはやり過ごすよう命じるも、間近に見る敵機に恐怖したためか発砲してしまい、小隊の存在を悟られてしまう。また、第6話では臨時に陸戦型ガンダムに搭乗し因縁深いアプサラスを狙撃したこともある。ここでも迫り来る敵機の前に恐怖を感じてすくみあがり、危機に瀕している。この時にビームライフルドップを1機撃墜したのが、劇中における唯一の撃墜スコアであった。このように頼りない性格で戦闘に向いているとはお世辞にも言えないものの、いざというときの度胸はある。第9話でカレン機がアッガイに襲われピンチに陥った際には、エレドアに命令されてヤケになりながらもホバートラックで水面を滑走して囮をつとめ、敵の目を引き付けた。

戦後の後日談を描いたOVA『ラスト・リゾート』では、戦後も依然として行方不明のままのシローを旧08小隊メンバー全員の願いを託されて探すべく、軍を除隊してキキ・ロジータと一緒に旅に出る。ちなみに、恋人のB・Bには結局振られてしまい、結婚して子供も生まれた旨の手紙と写真を彼女から受け取って激しく落ち込みヤケ酒をあおっていた。第5話でエレドアが予言した遠距離恋愛の困難さが無情にも的中することとなる。

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ロブ

登場話数:第4・8・10話(第10話は声のみ)

第07MS小隊の小隊長で、階級は少尉。陸戦型ジムのパイロットを務める。

なぜか第07MS小隊にはマイクサリーの2人しか部下がおらず、欠員は最後まで補充されず仕舞だった。第1話で兵士が叫んだ台詞「第07小隊のホモ野郎」が彼を指しているのかマイクのことなのかは不明。第08MS小隊とは犬猿の仲であり、サンダースのジンクスやシローのスパイ容疑に因縁をつけ、その度に乱闘を演じている。キキの村がトップらのザク部隊に侵攻されたことを教えたりもしたが、シローがスパイ疑惑による謹慎中で出動できないことを見越しての嫌がらせでしかなかった。終盤で陸戦型ジムでラサ基地の坑道に突入、坑道ごと基地を破壊する捨石にされ戦死。

小説ではシローをある程度認めており「バカだったが、臆病者じゃなかった」と評価している。使えない新兵ばかりを補充されたコジマ大隊において懸命に指揮を執り戦線の維持に努めた。最後はマゼラトップの特攻に遭い戦死している。

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ジオン公国軍

アイナ・サハリン

登場話数:第1・2・4〜11話・『ラスト・リゾート』(ビジュアルのみ)

劇中の設定年齢:20歳

ジオンの名門サハリン家再興のため、技術将校である兄ギニアスに献身する健気で優しい女性で、その一方で窮地に追い込まれても挫けない強い意志も併せ持つ(サハリン家に仕えてきたノリスの見立てでは、彼女は父に似ているという)。

宇宙で高機動試験型ザクに搭乗し、稼動実験中にテリー・サンダースJr.が所属する連邦軍の哨戒部隊と遭遇。サンダース機以外を殲滅後、更にシロー・アマダの乗った先行量産型ボールと交戦、双方大破して宇宙で遭難するが、漂流していたマゼラン艦の残骸内で出会い銃撃戦の後、二人で協力し合って難を逃れたことで、風変わりな敵の士官シローへの恋心が芽生える。

地球に降り立った後は、兄に献身するため、ギニアスが完成を目指すアプサラスのテストパイロットに志願、サハリン家に忠誠を誓うノリス・パッカードの護衛でテスト飛行を行っていた。赤いノーマルスーツを着用。

しかし、ノリス不在で射爆場をテスト飛行中、「謎の巨大兵器」捕獲のため罠を張っていたシローの第08小隊の策に嵌まったアプサラスは航行不能に陥り、機体に張り付いたシローの陸戦型ガンダムもろとも大破して雪山で遭難してしまう。凍死しそうなシローを救い出し、互いに想いを告白。両手が凍傷にかかったシローに代ってガンダムを操縦し、出力最弱のビームサーベルで雪を溶かして沸かした即席の露天風呂に一緒に入浴するなど、この頃から2人は完全に恋人関係になる。

ノリスの捜索により救助され帰還したのも束の間、遭難中に連邦兵シローと共にいるところを撮影されていたため、兄ギニアスから詰問を受ける。アイナは奇しくも同時刻に審問会で証言するシローと同じ言葉を主張。ギニアスの冷笑を浴びると共に互いに不信感を抱くようになる。兄への疑念と嫌悪感はラサ基地内の兵に対する投薬治療の杜撰さ、アプサラス開発スタッフ全員の殺害を知るに至りピークに達する。

物語終盤、オデッサから多くの敗残兵が逃げ込んできたことによってラサに存在していた秘密基地の所在が露見し、地球連邦軍の物量にモノを言わせた総攻撃が始まる。アイナは完成したばかりのアプサラスIIIのパイロットとして病状の悪化したギニアスと共に乗り込み出撃する。優しい性格のアイナには威嚇以上の意思は無く、ただ傷病兵の乗った病院船ケルゲレンが宇宙へ脱出するまでの時間稼ぎのつもりで一時休戦を連邦軍へ呼びかける。突然の休戦の申し出に困惑する連邦軍を信用させるため、彼女はアプサラスのコックピットを開け身を挺しての説得を試みた。それが効を奏し連邦軍は休戦に応じたかに見えたが、実のところ全く信じられていなかった。一方、アイナが操縦席を離れた隙に、アプサラスの全てのコントロールを支配下に収めたギニアスは自らアプサラスを操縦、連邦MS隊を焼き払ってしまう。その報復措置として病院船もジム・スナイパーにより撃墜。アイナは怒りに燃えて復讐せんとするが、メガ粒子砲を放つ寸前にシローのEz8が視界に入り我に返る。制止しようと投降を迫ったアイナはギニアスの狂気の銃弾に倒れ、そのまま開放したアプサラスのコクピットから転落する。

だが、アイナが胸に忍ばせていたギニアスとの写真入り懐中時計で銃弾が防がれ、更にシローの乗るガンダムEz8の手に受け止められた事で奇跡的に一命を取り留める。そして兄の狂気に走った殺戮を終わらせるべくアイナはシローと共にEz8で特攻をかけ、ギニアスもろともアプサラスを撃破。もつれ合って火口に落下した際にアプサラスの爆発炎上に巻き込まれ、二人は以後行方不明になる。

後日談が描かれた『ラスト・リゾート』にて、キキミケルによる捜索の末に、ラストで片脚を失くしたシローと彼の子を身籠ったアイナが2人でひっそりと山奥の小屋で生活を営んでいる姿が描かれている。

小説版では、ギニアスに腹部を撃たれるが、ギニアス本人のかすかに残っていた兄妹の情からか急所はそれ、一命を取り留める。その後、アプサラスに乗り込んできたシローと共に、ケルゲレンを連邦軍から救うため、アプサラスのメガ粒子砲で雲に戦争映画の映像を流すという詭計でケルゲレンを無事に宇宙に送り出す。しかしその後、自らの戦功を無にされて怒ったイーサンが命じた一斉砲火を受けアプサラスは大破、2人は行方不明となる。

その後キキの村で偽名を使い、シローとともにひっそりと暮らしている。

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アス

登場話数:第8話

トップの指揮の下、オデッサの敗戦からラサ基地を目指して退却中に食糧調達のためゲリラの本拠地とも知らずキキ・ロジータの村に入った敗残部隊の1人。

穏便に済ませようとするトップやデルと違い、故意にヒートホークを村の子供らに向けて落とすなど挑発的な言動を隠そうとしなかった。食料の受け渡しの際キキに狼藉を働こうとしてザクで彼女を手掴みにしたが、トップから止めるよう命令され反抗的な態度を見せる。銃で狙う隊長の本気を知って渋々中止したが、怒ったキキに飯を皿ごと顔に叩きつけられた。その拍子にザクの手から彼女を放り投げてしまい、顔に付いた飯をぬぐった彼が最期に見たものはハッチを開放したままの自機に向け、怒れるゲリラ(ノッポ)が対戦車ロケットを構え発射する姿だった。そのままコクピットを直撃され死亡。

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ギニアス・サハリン

登場話数:第2・4・7〜11話

劇中の設定年齢:27歳

宇宙世紀0052年誕生。ジオン公国軍の技術将校で、階級は少将。かつてのジオンの名家サハリン家の当主で、アイナ・サハリンの兄。

かつてのサハリン家は政治的な発言力も高い高名な貴族だった。ギニアスが15歳の頃までかなりの勢力を持っていたが、作中では語られない何らかの理由によって急激に没落した。繁栄期には何不自由ない裕福な暮らしを送っており、回想シーンで登場する豪邸の庭からはズム・シティーが見えることからザビ家とも縁が深かったと思われる。

ギニアスは深刻な病に冒されていた。一説によると12歳のときに宇宙線を浴びる爆発事故に遭い、それによって不治の病に冒されたという。それが妹アイナを庇う形であったことから、アイナは兄に負い目を感じて献身するようになったらしい。またその病は、ストーリー中に服薬している姿が見られ、終盤には精神をも蝕むものだったようである。最終話で完成したアプサラスIIIの前で喀血していることから病気がかなりの進行を見せ重篤になっていたと思われる。この病もサハリン家没落の原因と考えられている。また、ギニアスが最終話で母親が何らかの恋愛事情で自分たち兄妹を捨てた、と受け取れる発言をしていることから、この事もサハリン家の没落とギニアスの人格の歪みに影響していると思われる。彼のアイナに対する執着とも偏愛とも取れる異常な感情はそれを物語っている。

ジャブロー強襲を目的としたモビルアーマー・アプサラスの開発責任者であり、公王デギン・ソド・ザビから一任されチベットのラサ近郊に存在する秘密基地にて開発に打ち込んでいた。アプサラスを完成させる事がサハリン家再興の夢を叶える唯一の手段と考え、常軌を逸した執念を見せる。

相当な規模の部隊を指揮下に置くが軍務は不得手であり、副官であるノリス・パッカード大佐にほぼ任せきって、自らはひたすらアプサラスの開発に専念していた。また、実妹のアイナを自分の夢(サハリン家再興)成就のための「道具」と見ている節もあり、一般人であって軍人ではないアイナをテストパイロットとして宇宙用高機動試験型ザクやアプサラスに搭乗させている。しかし、ヒマラヤ山中でアプサラスIIを失った際にアイナが連邦兵シロー・アマダと行動を共にしていた事実を知り、あまつさえ詰問する自分の前で臆せず理想論を語るに及び、実妹アイナに対し疑惑と憎悪の念を募らせていく。

物語終盤にて、アプサラス開発計画の中止をギレン総帥へ進言しようとした旧友ユーリ・ケラーネを謀殺し、遂にアプサラス(アプサラスIII)を完成させた。更にこれまで自分に協力してきた開発スタッフを完成パーティーの席で全員毒殺し、基地の全てを自分の管理下に置く。そして、アイナの操縦するアプサラスの後部座席に乗り込み、秘密基地を取り囲んでいた地球連邦軍部隊の迎撃に当たるが、威嚇のみで一向に攻撃しないばかりかケルゲレン脱出のために一時休戦を連邦軍へ呼びかけるアイナに業を煮やし、彼女がコクピットハッチを開放して身を曝した隙に自らの操縦によって攻撃を開始。投降を勧めるアイナを拳銃で撃って機体の外に放り出した(しかしギニアスとの写真入り懐中時計が銃弾を防ぎ、アイナは無事だった)。最後はシローとアイナの乗るガンダムEz8と相討ちになり、コクピットをEz8の右腕で潰されて死亡。しかし、寸前に放ったメガ粒子砲によりEz8は大破し、山肌を焼いて貫通したビームはイーサン・ライヤーが指揮を執るビッグトレーの艦橋を直撃した。

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軍医

登場話数:第4・9・10話

頭髪をオールバックにして眼鏡をかけチョビ髭を生やした男。名前も階級も不明。初登場の第4話ではアプサラス試作機完成パーティのモブキャラに過ぎなかったが、最大の見せ場である第9話での兵士への投薬治療シーンでは、ギニアスの意を汲み、アプサラス開発スケジュール強行のために兵士の限界を無視した劇薬の投与を冷酷に実行。薬壜を見て気付いたアイナに食ってかかられても涼しい顔で受け流した。

クレジット上では軍医だったが、医学も心得があるというだけで主たる任務はアプサラス開発にあったようだ。第10話で遂にアプサラスIIIの完成に漕ぎ着けたギニアスはスタッフ一同を労うとの名目で完成祝賀会を開く。もちろん彼も出席しており、毒入りとも知らず乾杯のシャンパンを真っ先に飲み干して苦悶の末に死亡。

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女性兵士

登場話数:第10話

機動巡洋艦ケルゲレンのオペレーターを担当していると思しき女性兵士であり、アイナにノリス帰還不能(事実上の戦死)の旨を伝えた。但し劇中でオペレーターとしての場面は全く無い。いずれにせよ彼女には脱出するケルゲレンに乗り込むしか道は残されていなかったはずなので、恐らくジム・スナイパーによる狙撃で病院船が撃墜された際に死亡したものと思われる。

本来は名無しのモブキャラのはずだったが、その容姿から2ちゃんねるを中心に人気に火がつき、「ケルゲレン子」の愛称で親しまれている。なお、『ジオニックフロント』、『Lost War Chronicles』など多数のゲーム作品にも出演しているが、相変わらず名前は不明のままである。

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シンシア

登場話数:第4・7・9話(第9話は緊縛ビジュアルのみ)

ユーリ・ケラーネ少将の秘書官。階級は軍服より大尉と推定される。

当時ジオン公国の指揮官クラスで秘書官を持つものは少ない為、ユーリ・ケラーネに対するザビ家の信望の厚さが窺える。オデッサからの撤退時にユーリの背中へ甘えるように抱きついており、軍務以外に男女の関係もあったようだ。第9話で狂気のギニアスによって拉致監禁され薬物(自白剤?)投与を受けてしまう。その結果、アプサラス開発中止の進言がギレンへ届いていないと知ったギニアスはユーリを坑道内で謀殺する。その後の彼女の消息は不明。エンディングでは「秘書官」としかクレジットされなかった。

小説版ではユーリと共にギニアスに射殺されている。

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デル

登場話数:第8話

トップ指揮下の古参モビルスーツパイロット。キキ・ロジータの村で飯を持ってきた子供に空薬莢をあげるなど、品性下劣なアスとは対照的に子供好きで温厚。コクピット内に我が子の写真を貼り付けていた。

ゲリラとの戦闘に発展した後、ザクの背部バーニアによるジャンプを試みるが、ゲリラ(ヒゲ)の攻撃で阻止されてしまう。やむなく歩行での脱出を図るが、テリー・サンダースJr.カレン・ジョシュワらの陸戦型ガンダムによる長距離狙撃に遭う。カレン機による第一撃は陸戦型ガンダムの照準誤差から回避、即座に敵位置を判定、反撃を開始し、サンダース機に至近弾を与えるも、サンダース機による第二撃で撃破される。なお、生死は不明(公式サイトの見解ではゲリラのリンチで死亡)。

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トップ

登場話数:第8話

ジオン公国欧州軍隷下のモビルスーツ小隊長。女性ながらデルアスの男性2名をその指揮下に置く。小隊長であるにもかかわらず、部下の乗っているザクIIよりも旧型のザクI(旧ザク)を愛機としていた。

オデッサの敗戦からラサ基地を目指して退却中に、食料が尽きたためゲリラの村とは知らずキキ・ロジータの村へ入る。自分たちが置かれている状況を冷静に判断し、当初は穏便に補給を済ませようとしていたのだが、部下である新兵アスの暴発がきっかけでゲリラとの戦闘に発展。デルと共に脱出を図るが、シロー・アマダの生身での活躍によって機体の脚部を破壊され起き上がれなくなった上にマシンガンまで破壊され身動きが取れなくなる。

シローにはそれ以上戦闘を継続する意思は無かったが、ゲリラの村人は暴徒化してザクに襲い掛かろうとしたため、恐怖に駆られたトップはザクに装備された対人兵器で抵抗。苦しむゲリラたちへ更にとどめを刺そうとして、結局は制止を叫ぶシローの対戦車ロケットにコクピットを直撃され戦死する。

名前の由来は『伝説巨神イデオン』に登場する異星人バッフ・クランの言語から。

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ニエーバ

登場話数:第10話

ジオン公国軍ラサ基地に所属の整備兵。幼さが残る顔立ちをしているが、ノリスの愛機グフカスタムの整備を任されているほどの技術を持っている。ケルゲレン脱出の血路を開くべく単機出撃するノリスに最後の整備・補給を施す。サイド3の出身であり、ジオン本国への帰還を望んでいた。その後は恐らく脱出するケルゲレンに乗り込み、撃墜された際に死亡したものと思われる。

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ノリス・パッカード

登場話数:第3〜5・7・9・10話

個性的な髪型のジオン公国軍大佐。大恩あるサハリン家に絶対の忠誠を誓い、ギニアス・サハリン少将の元で副官を務める経験豊かな軍人。アプサラスの開発に没頭するギニアスを軍令面で補佐代行する。

高級将校クラスの地位にありながらモビルスーツ・戦闘機の操縦技術も超一流で、黒いカスタムのノーマルスーツを着用して自ら出撃する事も多々。また部下からの信頼も篤く、その心には優しさと強さを秘め、常に健気なアイナに対しては忠誠心以上の父性愛にも似た感情を寄せており、彼女のためならば自らの命も投げ出す覚悟だった。

第3話にて06J型ザクIIで出撃しシロー陸戦型ガンダムと互角の勝負を演じたほか、第7話ではドップを操縦しジェットコアブースターを撃墜、物語終盤の第10話「震える山(前編)」では鉱山基地防衛戦に於いて空襲するジェットコアブースター部隊を相手にグフカスタムのヒートワイヤーを駆使した見事な空中戦を展開している。一旦、補給に戻った際にケルゲレンの脱出を願うアイナの優しさを汲み取り、愛機のグフカスタムに再び搭乗、死を覚悟して単独で出撃する。鉱山基地砲撃のため、たまたまケルゲレンの予定進路上に展開していた3機の量産型ガンタンクを破壊するために、直衛の第08小隊との戦闘に突入した。ガンダム3機と3機の量産型ガンタンクが相手という圧倒的不利な状況にもかかわらず、巧みに裏をかいて量産型ガンタンク2機を連続して撃破。文字通り鬼神の如き戦いを見せ、第08小隊を手玉に取った。その後シローの乗るガンダムEz8との一騎討ちとなり、一旦はヒートワイヤーからの電撃によって制御不能に追い込むも、パイロットがアイナの想い人のシローと知って動揺した隙を突かれ反撃を食らう。最後はビームサーベルを構えるEz8の懐に飛び込み、自らの戦死も辞することなく見事に最後の量産型ガンタンクを撃破し、任務を全うするという壮烈な最期を遂げた。敵ながら見事なノリスの最期にシローも自らの敗北を認めざるをえず、彼の機体に向かって敬礼をしている。

小説版では部下2人を含めたグフフライトタイプ3機でビッグトレーを撃破する作戦を敢行。こちらも同じく最後はEz8のビームサーベルにコックピットを裂かれつつも、ヒートサーベルを投げつけビッグトレーを撃破した。

任務に忠実な誇り高い武人でありながらも、アイナに想い人がいる事を見抜いたり、アイナから「親代わり」と言われてはにかんだりする等、意外な一面も見せた。また終盤の戦闘で見せた圧倒的強さも相俟って(サンダースも一目見て「こいつはエースだ」と警戒するほど)、キャラクターとしての人気も高い。

ノリス自身の人気も然る事ながら、彼がランバ・ラル以来絶えて久しかったグフに搭乗するエースパイロットであったことと、「震える山・前編」での八面六臂の活躍により、それまでOVA作品や戦記作品では主役同然に扱われていたザクやドムに比べ、今ひとつ陽の目を見なかった感のあるMSグフが再評価される一つの契機となり、以降のシリーズではグフをエース専用機として扱うことが多くなった。

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バリー

登場話数:第9話

ジオン公国軍ヨーロッパ方面軍に所属する士官。残存部隊を引き揚げさせる時間稼ぎのために志願してボーン・アブスト、ルネンと共にマゼラアタックに乗り込み、ヨーロッパ方面軍残存部隊の殿(しんがり)を務めたヒゲ面の兵士。第08小隊を足止めすることに何とか成功。ユーリの元へ帰還した後、基地に通じる坑道内でギニアスの謀略に遭い、引き起こされた爆発に巻き込まれて死亡。

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ボーン・アブスト

登場話数:第9話

ジオン公国軍ヨーロッパ方面軍に所属する士官。ガウ攻撃空母の艦長として、オデッサからの部隊撤退中に、空挺作戦中だったシロー・アマダ率いる第08小隊のモビルスーツと偶然遭遇、降下中だったカレン・ジョシュワの乗る陸戦型ガンダムを攻撃するが、後からガンダムEz8で降下しガウのブリッジに張り付いたシローの呼びかけ(恫喝)により攻撃を止める。敢えて自分らを見逃してくれたシローに感謝と屈辱の入り混じった複雑な感情を抱く。

その後、ユーリ・ケラーネ少将率いるヨーロッパ方面軍の敗残兵らと合流。第08小隊の追撃に対し、「借りを返す」と有志を募り3両のマゼラアタックで撤退の時間稼ぎのため攻撃を仕掛ける。塹壕を駆使した砲撃や、相手の心理的動揺をつく奇策により第08小隊の足止めに成功し、マゼラアタックは撃破されるものの彼はちゃっかり脱出しており、敬礼しつつ走り去る彼を見たシローは思わず破顔大笑した。

その後、退却中のユーリらと合流するが、ギニアス・サハリンによるユーリ謀殺の巻き添えに遭い、基地へ通じる坑道内で爆風に呑み込まれて死亡する。

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マサド

登場話数:第3話

ノリス・パッカードの副官を務めるジオン公国軍の士官(胸の階級章から推察するかぎりでは大尉)。トーチカ基地の司令として第08小隊を迎撃し、斜面を利用した厚い防御で一旦は退却させる。査察に訪れたノリスをヘリで送迎中に再度の攻勢をかける第08小隊とゲリラの蜂起に遭遇。ザクで出たノリスと共に攻撃ヘリで基地の防戦に当たるが、サンダース陸戦型ガンダムが放ったロケットランチャーがヘリを直撃し戦死。

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ユーリ・ケラーネ

登場話数:第4・7〜9話

ジオン公国軍ヨーロッパ方面軍所属の師団長。階級は少将。袖を肩口からカットし胸をはだけさせた、およそ将軍とは思えぬラフな軍服を着用しており、白いマフラーを垂らした上にコートを羽織っている。細かいことは気にしないざっくばらんな親分肌で部下からの信頼も篤いが、オデッサ戦敗北に伴う友軍部隊撤退の際、追撃してきた連邦軍に対して南極条約で禁止されている大量破壊兵器(核かどうかは不明。本人は気化爆弾と言っている)を使用するなど、現実主義者であり、手段を選ばない性格も垣間見える。

ケラーネ家はザビ家とは遠い親戚とも言われていた関係から、かつてのジオンの名家サハリン家の兄妹とは旧知の仲であり、初登場の第4話でパーティーに乱入しギニアスアイナの2人にも馴れ馴れしく接するが、配慮に欠ける不躾で露骨な言動からサハリン兄妹にとってはむしろ嫌悪の情が先に立つようであった(監督交代によって前半と後半で人物描写に極端な差異が生じた最たる例と言えよう)。

ジオン公国軍がオデッサで地球連邦軍に敗北、その後散り散りになってオデッサから脱出しようとする残存部隊の中で、ラサ基地に収容されているケルゲレンを用いて宇宙への脱出を図るべく、部下と共にギニアスの元へ向かった。友軍が基地に逃げ込む事で、自らが推し進めるアプサラス開発計画の拠点が判明する事を危惧したギニアスはこれを拒むが、ユーリは強引に逃げ込もうとし、更には今後の戦局は宇宙に移行すると読んでアプサラス開発計画の中止をギレン・ザビに進言しようとする。しかし、それを承服しないギニアスによって先手を打たれ、基地に通じる坑道内で引き起こされた爆風に呑み込まれて逃げ込んだ部下たち共々謀殺されてしまう。しかし、ギニアスの目論見とは裏腹に、この爆発は第08小隊によって探知されてしまい、皮肉にも連邦軍に基地の所在を特定される原因となる。

小説では少々展開が異なり、アプサラス計画の中止をギニアスに伝えた直後に射殺されている。

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ルネン

登場話数:第7・9話

ジオン公国軍ヨーロッパ方面軍に所属する若い士官。頭に包帯を、首にマフラーを巻いて前歯が欠けている。残存部隊を引き揚げさせるために撤退の殿を志願。ボーン・アブストバリーと共にマゼラアタックに乗り込みヨーロッパ方面軍残存部隊の殿を務めた。何とか第08小隊を足止めすることに成功しユーリの元に帰還したが、基地に通じる坑道内でギニアスの謀略に遭い爆発に巻き込まれて死亡。

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民間人

キキ・ロジータ

登場話数:第2・3・5・6・8話・『ラスト・リゾート』

劇中の設定年齢:17歳

作品の主な舞台となる、東南アジア密林地帯の住人。負傷した父バレストに代わり、現地民ゲリラ一派の実戦指揮官的な立場にあった。その為か、歳に似合わぬほど老練さを見せるが、一方で年頃の少女らしい一面もある。お気に入りの水場で水浴していたところを見られたのが縁でシロー・アマダと知り合い、軍人にありがちな傲慢さのない率直な彼に惹かれ、口実を作っては何かと第08小隊に付き纏っていた。しかし聡いが故に、当初からシローに意中の女性がいる事を察しており、年齢的に未成熟かつ荒事に身を置く自分が女性としての魅力に乏しいとの自覚(思い込み)も手伝って、告白には至らなかった。もっとも彼女の想いは周囲の知るところであり、好意を向けられているシローの煮え切らない態度に、ミケル・ニノリッチが激昂する一幕も。

戦後はミケルと共に行方不明になったシロー捜索の旅に出て、紆余曲折の末にようやく山奥で静かに暮らすシローとアイナに出会う。

小説版では、村が連邦軍の略奪に遭い、複数の連邦軍兵士から性的暴行を受ける最中に舌を咬んで自殺というガンダムシリーズのヒロイン数ある中でも他に類を見ない悲惨な最期を遂げている。

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チビ

登場話数:第3・6・8話

第3話でシローを拉致したゲリラの1人。まだ少年風で前歯が欠けており、鼻に絆創膏を貼って帽子を逆向きに被っている。「ヒッヒッヒ」と下品な笑い声を上げる。語尾に「〜だべ」を付ける変な訛りのある口調。シローを再度キキの水浴びを出歯亀に来たものと勘違いして散々足蹴にした。

「チビ」は恐らく身長の低さから来た渾名であろうが本名は不明。

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ネスカ・コールマン

登場:サウンドトラックCD『機動戦士ガンダム 第08MS小隊 REPORT.2 ひとつひとつの歯車』

サイド6に籍を置くジャーナリストで、戦地取材のため同僚と共にコジマ大隊に同道するが、取材中の戦闘に巻き込まれ同僚は死亡。彼女自身は救援に駆けつけた第08MS小隊に救出される。反戦意識が強く、兵士や現地民の戦争に対する不満の声を集めようと躍起になっていた。しかし、目の前の現実を生き抜く事に必死の彼等の姿を目の当たりにし、兵士の生きる意志を否定できなくなる。

オデッサ作戦の発動前に、本社の指示でヨーロッパに向かっている。

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ノッポ

登場話数:第3・6・8話

第3話でシローを拉致したゲリラの1人。げっそり痩せ細った体躯は「ノッポ」というよりもゾンビのような印象を受ける。シローを再度キキの水浴びを出歯亀に来たものと勘違いしてチビやヒゲと共に散々に痛めつける。バレストの指示でシローを解放した後、第08MS小隊の攻撃に乗じて一斉に蜂起し村を奪還。

第8話ではゲリラの拠点とも知らずトップのザク部隊が食糧調達に来た際に、アスがキキを襲おうとしたことへ激怒し、ロケットランチャーでアスのザクを攻撃し戦端を開いてしまう。その後、シローの勇敢な生身での戦闘により制御不能に陥ったトップのザクへ群がり引きずり出してリンチにしようとするが、恐怖に怯えたトップはザクに搭載した対人兵器をゲリラに向かって使用したため、彼もその直撃を受け瀕死となる。その後の生死は不明。

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バレスト・ロジータ

登場話数:第3・8話

東南アジア密林地帯で活動する現地民ゲリラ達の重鎮でキキ・ロジータの父。禿頭で濃いヒゲと黒い眼帯が特徴。「ガウンを羽織った海賊の船長」といった外見である。敵拠点攻略の為迂回したシロー・アマダが、ゲリラの活動地域に入り彼等に捕えられて以降、キキの強い後押しに負けて第08小隊と奇妙な協力関係を築く事となる。ゲリラの頭目だけあって強面だが、娘にはめっぽう甘く親バカな一面も。

足が不自由で、車椅子での生活を余儀なくされている。

村に侵入したジオン公国軍モビルスーツ小隊との間に起こった諍いの中、ザクデル機)がジャンプで脱出を試みた際に部下のヒゲが背後から攻撃を仕掛けたのが仇となり、バランスを崩したザクの至近距離からのスラスター噴射を浴びてヒゲと共に家屋ごと吹き飛ばされ死亡した。

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ヒゲ

登場話数:第3・6・8話

第3話でシローを拉致したゲリラの1人。あごヒゲを生やし、ずんぐり太った巨漢でバレストの車椅子を押すのも彼が担当していた。シローを再度キキの水浴びを出歯亀に来たものと勘違いしてチビやノッポと共に散々に痛めつける。バレストの指示でシローを解放した後、第08MS小隊の攻撃に乗じて一斉に蜂起し村を奪還。

村に侵入したトップジオン公国軍モビルスーツ小隊との間に起こった諍いの中、ザクデル機)がジャンプで脱出を試みた際に彼がバレストの制止を聞かずに背後から攻撃を仕掛けたのが仇となり、バランスを崩したザクの至近距離からのスラスター噴射を浴びてバレストと共に家屋ごと吹き飛ばされ死亡した。

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マリア

登場話数:第5話

第5話で待機命令を破って近くの村へ祝杯を上げに行ったエレドア・マシスミケル・ニノリッチが、ジオン兵に捕まり監禁されたホテルの女主人。2人に食事を差し入れ、ジオン軍の隙を見て匿っていたキキ・ロジータを村から逃がす。ジダン・ニッカードに“女神”と崇拝されていた他、ノリス・パッカードも彼女に対して礼節ある態度を見せていた。

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脚注

  1. ただし国際法上において戦時の病院船とは、その艦種を予め交戦国に通告し、戦闘には運用しない等の要件を満たす必要がある。ザンジバル級を病院船と主張し、その発進のための休戦を望むアイナの申し入れは、どちらにせよそうした知識を持つ正規軍人の信を得られるようなものではなかった(直前のオデッサ会戦で南極条約が破られたこと、ユーリ・ケラーネが大量破壊兵器を使用したことなどもあり、この休戦協定も、結果的にジオン側によって破られる)。
  2. 利敵行為の疑いのある自軍兵士に対する処置としては当然とも言える。
  3. 他には『機動武闘伝Gガンダム』のドモン・カッシュ。なお、この場合の「成人」は、あくまで「成年」の定義を現代日本と同じくするガンダムシリーズに限った話である。
  4. ホビージャパンムック『第08MS小隊戦記』(1994年)のインタビューで脚本・シリーズ構成桶谷顕がコメントするところによる。
  5. 『アニメ批評』1999年7月号のインタビューによる。

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